ステッピングモーターとサーボモーターの違いモーターは自動化機器やロボット、CNCマシンなどで不可欠な部品です。
特に「ステッピングモーター」と「サーボモーター」は、精密な動作を求められる場面で使用されますが、
それぞれの特性を理解して適切に選択することが重要です。
ステッピングモーターは、パルス信号で制御されるモーターで、指定した角度ずつ回転する特性があります。
サーボモーターは、エンコーダーを使用してフィードバック制御を行うモーターで、高精度な動作を実現します。
項目 | ステッピングモーター | サーボモーター |
---|---|---|
制御方式 | 開ループ | クローズドループ |
精度 | 高い(フィードバックなし) | 非常に高い(エンコーダーによる補正) |
トルク特性 | 低速時に高いが、速度が上がると低下 | 幅広い速度域で安定 |
コスト | 比較的安価 | 高価 |
用途 | 3Dプリンター、CNCマシン | ロボットアーム、高速搬送装置 |
ステッピングモーターは低コストで正確な位置制御が可能で、開ループ制御が使えます。
サーボモーターはエンコーダーを利用したフィードバック制御により、より高精度な制御が可能です。
用途に応じて適切なモーターを選択することが重要です。