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インダクタ(コイル) とは / Inductor 


インダクタ(コイル)とは


インダクタは電流の流れを通じて磁場を生じさせ、
この磁場を利用してエネルギーを蓄えるまたは電流の変化を制御する電子部品です。

電子回路内でフィルタリング、エネルギー貯蔵、信号整形など多様な用途に用いられ、
消費電子製品から産業機器、通信システムまで幅広い分野で不可欠です。

基本原理


インダクタの動作原理は、コイルを通過する電流が磁場を発生させることに基づきます。
この磁場は電流の変化に抵抗する性質(インダクタンス)を持ち、
交流電流の場合は周波数に応じて異なる抵抗(リアクタンス)を示します。
これにより、電流の急激な変化を抑えるなど、電流の制御に利用されます。


インダクタの種類と特徴

使用される材料、コイルの巻き方、形状、用途によって区別されます。

種類 特徴 用途
固定インダクタ 一定のインダクタンス値 一般的な回路
可変インダクタ インダクタンス値を調整可能 周波数調整回路
チョークコイル 高電流を扱うための大きなインダクタンス 電源回路のノイズ抑制
トロイダルコイル 磁場の漏れが少ない 高性能なフィルタ回路
エアコアコイル 鉄心を使用せず、磁場の飽和が起きにくい 高周波回路


インダクタの用途と応用



インダクタの選定ポイント


インダクタンス


耐電流


周波数特性


サイズ


耐環境性


その他の要素




注意事項 及び 免責事項


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