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セラミックコンデンサ(セラコン) とは / Ceramic Capacitor 


セラミックコンデンサ

セラミックコンデンサ(セラコン)とは

セラミックコンデンサは、セラミック材料を誘電体に用い、
金属膜でコーティングされた電極を持つ小型で高静電容量のコンデンサです。

電子回路での信号整形、フィルタリング、電源安定化など多用途に渡って活用され、
温度や周波数特性に応じて様々なタイプがあります。


基本原理


セラミックコンデンサはセラミック材料の誘電特性を利用し、微細構造による様々な電気的特性を示します。
これにより、電極間に電荷を蓄え、特定条件下で最適な性能を発揮し、電子回路の省スペース化に寄与します。


セラミックコンデンサの特徴



セラミックコンデンサの種類



セラミックコンデンサの種類と特性比較

種類 温度係数 容量範囲 用途
C0G (NP0) ±30ppm/°C 1pF〜100nF 精密回路、高周波回路
X7R ±15% 10pF〜10μF 一般的な用途、デカップリング
X5R ±15% 100pF〜10μF コンパクトなデザインが必要な一般的な用途
Y5V -20%〜+80% 100pF〜10μF コスト重視の一般的な用途、広い温度範囲


セラミックコンデンサの選定ポイント



セラミックコンデンサの応用例


セラミックコンデンサは、携帯電話、PC、家電製品、自動車電子機器など、幅広い電子機器に利用されています。
特に、高周波数を扱う回路や、精密なフィルタリングが必要なアプリケーションでの使用が一般的です。


注意事項及び免責事項


上記の情報は一般的な説明に留まり、特定のアプリケーションに対する適用性を保証するものではありません。
製品選定や使用にあたっては、各自の責任で適切な検討を行ってください。




注意事項 及び 免責事項


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