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フィルムコンデンサ とは / Film Capacitor 


フィルムコンデンサとは

フィルムコンデンサは、プラスチックフィルムを誘電体として使用し、
その両面に金属膜を蒸着させたコンデンサです。
耐電圧が高く、長期間の信頼性が要求されるアプリケーションに適しています。

オーディオ機器、電源回路、照明器具など、幅広い製品で利用され、
特に温度や周波数の変化に強い特性を持っています。


フィルムコンデンサの特性



フィルムコンデンサの種類


ポリエステルフィルムコンデンサ

コストパフォーマンスに優れ、一般的な用途に広く使用されます。


ポリプロピレンフィルムコンデンサ

高い耐電圧性と低損失で、高周波用途やパワーエレクトロニクスに適しています。


ポリカーボネートフィルムコンデンサ

温度特性が優れ、精密な回路に使用されます。


フィルムコンデンサの選定ポイント


選定ポイント 詳細
誘電体の種類 用途に応じてポリエステル、ポリプロピレン、ポリカーボネートなどを選択。
容量と耐電圧 回路の要求する静電容量と耐電圧を満たすものを選ぶ。
サイズ 実装スペースに合わせたサイズのコンデンサを選定。
温度範囲 使用環境の温度範囲に適したコンデンサを選ぶ。


フィルムコンデンサの応用例





注意事項 及び 免責事項


上記の情報は参考情報であり、個々のアプリケーションに適用できるかどうかは保証されません。
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