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過電流保護IC とは / Overcurrent Protection IC 


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過電流保護ICとは

過電流保護ICは、電子回路を過剰な電流から保護するために設計された集積回路です。

電流が設定値を超えると回路を自動的に切断するか、電流を制限する機能を持っていて、
電源や接続された負荷を過電流による損傷から守ります。

過電流保護ICは、短絡、過負荷、デバイスの故障など、様々な原因による過電流状態を検出し、迅速に対応することができます。
これらのICは、ポータブル機器、電源供給装置、バッテリー管理システム、自動車電子機器など、
多岐にわたるアプリケーションにおいて重要な役割を果たしています。


過電流保護ICの基本原理


過電流保護ICは、通常、電流センシング抵抗を使用して回路の電流を監視します。
電流がセンシング抵抗を流れると、その両端に電圧降下が生じ、この電圧降下をICが監視します。
電圧降下が予め設定されたしきい値を超えると、ICは過電流の状態と判断し、出力を制御して保護動作を行います。

保護動作には、過電流状態の解除まで電源を切断するラッチオフ方式、
電流が設定値以下になるまで電源を一時的に遮断するオートリトライ方式、
電流を安全な範囲内に制限する電流制限方式などがあります。


過電流保護ICの特徴



過電流保護ICの応用例


過電流保護ICは、スマートフォンやノートPCのような携帯電子機器、LED照明、電源アダプタ、
バッテリーパック、自動車の電子制御ユニット(ECU)、産業機械の制御板など、幅広い分野で使用されています。
これらのICにより、機器の信頼性が向上し、過電流による事故や故障から貴重な電子機器を守ることができます。




注意事項 及び 免責事項


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