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順方向バイアスとは / Forward bias 



順方向バイアスとは

順方向バイアスとは、半導体デバイスにおいてP-N接合に正の電圧を適用することにより、電流が流れやすくなる状態を指します。
このとき、半導体デバイスは低抵抗状態になり、電流の流れを促進します。


順方向バイアスの原理

順方向バイアスが半導体のP-N接合に適用されると、P側に過剰な正孔とN側に過剰な電子が集まり、電流が流れます。
これにより、デバイスは導通状態になります。


順方向バイアスの応用

順方向バイアスは、ダイオードをはじめとする多くの半導体デバイスにおいて基本的な操作として用いられます。
例えば、整流回路やスイッチング回路などで重要な役割を担っています。


バイアスの種類と比較


バイアスの種類 電圧の適用方向 電流の流れやすさ 主な用途
順方向バイアス P-N接合に正の電圧 容易 ダイオードを導通させる回路
逆方向バイアス P-N接合に負の電圧 困難 電流の流れを阻止する回路
順逆方向バイアス P-N接合に正または負の電圧 状況に応じて変化 電流の流れを制御する回路







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