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ROHS2 について / 2011/65/EU 



ROHS2 について

ROHS2とは、電子機器に含まれる特定有害物質の使用を制限するEU指令2011/65/EUのことで、
従来のROHS指令を拡張し、製品の安全性と環境保護を一層強化したものです。


ROHS2指令の背景

ROHS2指令は、電子機器からの有害物質排出を抑制し、環境と人の健康を守ることを目的に設けられました。
電子機器の廃棄が増加する中、有害物質が環境に及ぼす悪影響を最小限に抑えることが求められています。


ROHS2指令の主な内容

この指令は、電子機器に含まれる10種類の有害物質の使用を制限しています。
制限される物質には、鉛、水銀、カドミウムなどが含まれ、これらの物質は人体や環境に有害です。


対象となる10物質


適用範囲の拡大

ROHS2では、適用範囲が家庭用電化製品から医療機器や監視・制御機器など、より多くの電子機器に拡大されました。
これにより、より広範囲の製品が環境保護の対象となります。


ROHS2と従来のROHS指令の違い

最も顕著な変更点は、対象物質が6種類から10種類に増加したことです。
また、適用範囲の拡大、より厳格な市場監視、CEマーキングの要件が新たに導入されました。


ROHS2の重要性

ROHS2指令は、製品のライフサイクル全体を通じて環境保護を促進することを目指しています。
電子機器の設計段階から廃棄まで、有害物質の使用を最小限に抑えることが重要です。


ROHS2指令の将来

指令の更新と改訂は続き、将来的にはさらに多くの物質が制限対象になる可能性があります。
持続可能な製品設計と環境保護のために、業界は常に新たな技術開発に努めています。


ROHSとROHS2の比較
特徴 ROHS指令 ROHS2指令
制限対象物質 6種類 10種類
適用範囲 限定的 全ての電気・電子機器
管理体制 なし CEマーキングが必須






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